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ジャパニーズクラフトジン『サントリー 六(ろく)』六種の和素材をブレンドした高級ジン

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サントリーのクラフトジン「六」を紹介します。

「六」はその名の通り、和の6種素材からボタニカルの風味を引き出したジャパニーズ・ジンです。アルコール度数47度で、お値段4300円。僕が普段飲んでる安いジンの4倍高い高級ジンです。果たして4倍の価値があるジンなのか?

どんなジン?

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  • 種類…ジン
  • 産地…日本・サントリー
  • 容量/度数…700ml/47度
  • 特徴…和素材6種のボタニカルをバランスよく使用したプレミアムジン
  • キャッチコピー…「ひとくちに、6つの旬が咲く」

桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子という6種類の和素材からボタニカルエキスを抽出して風味付けした「ジャパニーズ・クラフト・ジン」です。

そもそも「クラフトジン」ってよく聞きますが、どういう意味なんだろう?ってググったところ、

「クラフトジン」に明確な定義はありませんが、サントリーにおいては「クラフトジン」とは主に、作り手により、原料・製法・産地などに強いこだわりをもってつくられるジンのことです。(サントリーサイト)

だそうです。何となく「手作り」とか「少数生産」みたいなのをイメージしていましたが、明確な定義は無いそうな。こだわっていればクラフトを名乗れる訳ですね。

それはさておき、この「六」は、和素材6種類を原料に使用し、和風の風味付けで他のジンと差別化しています。味も香りも和風。和風のジンっていうのが意外性ありますが、桜や山椒、柚子といった和の風味が、サントリーの熟練のブレンド技術によって、ジンと見事なマリアージュをしています。

「サントリー 六」のテイスティング

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ストレートで一口飲むと、とろりと濃厚な口当たり。度数が高いのでアルコール感は強いですが、プレミアムジンらしく味が濃いです。香りは桜や玉露のお茶、味わいは山椒と柚子が強い。アルコール感と相まってピリリと辛めの味付けながら、日本を感じる繊細で奥ゆかしい旨みを強く感じます。

6種の和素材のボタニカルが印象的で和を感じる味わいながら、8種ベーシックなボタニカル(ジュニパーベリーやコリアンダー他ハーブ類)によってしっかりとしたジンの下地があってこその高級な味わい。さすがはプレミアムジン、そこらの安いジンとは奥行きが違います。

whiskyspirit.net

ボンベイサファイアあたりと飲み比べても、明らかに濃くて味が強いです。

ジンと言えばマティーニですが、マティーニにしてももちろん美味いんですが、ロックやソーダ割でそのまま飲むのが一番素材の味を感じられて美味しいと思います。

「サントリー 六」はいくらで買える?

箱入りギフトボックスで4,620円、箱無しだと4200円くらい。高級ジンです。ビーフィーターの4倍、ボンベイサファイアの3倍の値段です。毎晩飲むようなお酒ではありませんが、この和のテイストがたまに飲みたくなるんだよなあ。

「サントリー 六」まとめ

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高級ウイスキーに引けを取らないプレミアムな美味しさのジンです。瓶の装飾もお洒落でギフトにも最適。いつもウイスキーを飲んでいる人に飲ませれば、ジンにもハマることでしょう。美味しいジンでした。